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アイルランド流のあいさつ

アイルランドのどの地方でも同じかと思いますが、歩いていて、もしくは車に乗っていても、見知らぬ人がきちんとあいさつをしてくれるのが、こちらに来た当時とても新鮮でした。
「Hello」と声をかけてくれたり、手をちょっと挙げたり、にこっと笑って頷いたりと人それぞれですが、これはとても気持ちがいいなと思います(中にはパチッとウィンクをしてみせる人もいます)。
都市や大きな町などでは、知り合いでない限りこのようなあいさつは交わしませんが、アイルランドの田舎では人に会ったら誰にでもあいさつをする、というごく自然なスタイルです。
もしもアイルランドの田舎を旅していてこのように声をかけられたら、知らない人だからと無視をせずにあいさつを返してみましょう。人によってはとてもフレンドリーで、「どこの出身か」、「どこに泊まっているのか」など話しかけてくることもあります。


アイルランドの人々は、「Hello」だけでなくたいてい「How are you?」(お元気ですか?)と訊いてきます。日本ではよっぽど長い間会っていなかった友人などに「元気だった?」と尋ねることはありますが、アイルランド人はこれを毎日会っていても聞いてきます。
これはあくまであいさつであって、いちいち「いやあ、今日はちょっと胃の調子が悪くて、それで・・」などと真剣に答える必要はないのです。
スウェーデン人の友人は、初めてアイルランドに来た時、このあいさつに慣れるのに苦労したと話していました。「聞かれるたびに、私ったら体調悪そうに見えるのかしら?って心配だったわ」とのこと。

お互いのその日の具合を確認し合うこのあいさつは、会話をスムーズに進行させるための最初のステップであり、「次に何を話そう」という探り合いの手段でもあるように思います。

会話の相手が親しい友人などであれば「そういえば、週末のコンサートはどうだった?」とか「お母さんの具合はどう?」など話すトピックには困りません。

しかしこれが顔見知り程度の相手の場合、お互いの調子を確認し合ったあとに、必ずと言っていいほど天気の話に移行するのがアイルランド流です。「ひどい天気よね、困っちゃうわ」とか「曇ってるけど、雨は降ってないしまあまあだよね」という風に、相手と同調することを最優先としながら行われる天気の会話は、いかにもアイルランド人らしいものです。


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