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フィークル村の様子


アイルランドはカトリックの国ですので、教会が村の中心部に位置しています。日曜日のミサに限らず、信仰心の深い人は毎朝教会に足を運び、お祈りをします。私たちは(夫も含め)カトリック教徒ではないので教会には行きませんが、村の地域交流の核ともいえる大事な場所です。



教会の横にはコミュニティーホールと呼ばれる公民館があって、村で行われる会議や音楽、ダンスのイベントなどに使用されています。

フィークル小学校は村のメインストリートから少し歩いた場所にあり、日本と同じ6歳から12歳までの子どもたちがここに通っています。徒歩で通う子どももいますが、大半は村のあちこちに家が点在しているためにスクールバスや車による親の送り迎え(もしくはご近所同士のボランティア)が必要です。
また、アイルランドの教育制度では同じ校舎の中に4歳〜5歳児のための幼児学校も設けられています。日本の幼稚園の年中、年長さんにあたる年の子どもたちですが、義務教育の範囲ではないという違いを除いては、ほかの学年の子どもたちと一緒に活動します。そのため、実際にはアイルランドの公立小学校には8学年の児童が学習していることになります。

小学校の横にあるのがGAAフィールドと呼ばれる大きなグラウンドです。GAAとはGaelic Athletic Associationの略で、主にハーリング(Hurling)、ゲーリックフットボール(Gaelic football)、カモギ(Camogie ハーリングの女性版)の3種目を指します。クレアの中でもとりわけここ東クレアはハーリングとカモギが盛んで、子どもから大人まで熱心に練習を重ねています。

村の郵便局はこぢんまりとした家族経営です。郵便物の取り扱いを始め、年金や児童手当などの配給も郵便局の仕事ですので、村になくてはならない存在です。



メインストリートのはずれにジェイムス(James'。文字通りジェイムスさん経営)という小さなよろずやと、パブを兼ねたモローニーズ(Moloney's)という小さなお店、それに坂を下ったところにあるスミス(Smyth's。スミス家が経営)というスーパー兼日用品店があります。このスミスは、家畜用の飼料や建築用のセメントなども売っているため、地元ご用達のお店です。



ジェイムスの商店


そして、アイルランドといえばパブ。
フィークルの村にも現在4軒のパブが営業をしています。



外観も内装も清潔に保たれるボーハンズ


村の中心にボーハンズ(Bohan's)、モローニーズ(Moloney's)、ショーツ(Shortt's)という3軒があり、少しはずれた所にペパーズ(Pepper's)という、アイルランド音楽の好きな人にとってはいわずと知れたパブがあります。



こうした公共施設の大事な役割は、何といっても人々の交流です。交流などというと少しかしこまった感じがしますが、言ってしまえばおしゃべり、とりわけ村内のうわさ話にはいつも花が咲きます。「○○家の次男がイングランドから帰ってくるらしいよ」とか「「○○が空き巣に入られたらしい」とか「あそこの家にダブリンから家族が引っ越してくるらしいよ」とか、とにかくそんな地元ならではの情報が人々の間を行き交っているわけです。
私たちが結婚をした時も、今まで会ったこともない人から突然「おめでとう」と言われたりして、いかにみんなが自分たちのうわさ話をしていたかが丸見えで、おかしかったのを覚えています。



村の中心に位置する宿泊施設、ロックナーンズ(Loughnane's)


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